"せきつい"ブログ

脊椎専門の脳神経外科医のブログです。脊椎手術や学術に関する私見、患者さんとの会話、助言など、記録にしています。 また、アメリカ留学中のイベントなどについても書き込みしています。

論文がアクセプトになりましたが…

先日、rejectが続いて、投稿先をどうしようかと、ブログにも投稿していた原著論文がようやくSurgical Neurology Internationalにアクセプトになりました。

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結局、

JNS Spine→ reject

World Neurosurgery→ reject

Clinical Neurology and Neurosurgery→ reject

Surgical Neurology International→ accept

と、4つめでした…

この論文、そこそこ自信はあったので、やや残念です。

アクセプトまでの経過ですが、

 

・Surgical Neurology International

→8/29にsubmit、9/1にreferenceの書式がダメと戻され、修正して、再提出

→9/6にmajor revision→9/7にre-submit

→9/9に2回目のmajor revision→9/16にpre-accept

→その後、APC400ドルをPayPalで支払い→accept

 

submitからおよそ半月でaccpetと非常に速かったです。

以前、症例報告をSNIに投稿したときと同様で、revisionは、ほとんど、論文の添削です。がっつりと不要な部分をカットされて、かなりコンパクトな形になります。referenceも10くらいが妥当、ということでかなり削る必要がありました。また、discussionもかなり短めとなりました。追加のTableの指示はありましたが、言われた通りに修正して、再投稿して、acceptでした。

reviewerが何人いるのかは不明です(恐らく1人?)。

以前、rejectされたこともあるので、全例通るわけではないと思いますが、他のjournalとは少し毛色の違った雑誌の印象です。